【WAGNUS】Bialbero Proto1 音質レビュー

CIMG1738WAGNUSさんのBielbero Proto1の音質レビューです。

視聴環境

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iPod classic→Go DAP DD改(電源強化・ジッター除去・OPA交換など)→Bialbero Proto1→JH13PRO
ケーブルはベルデンビンテージでモニター調USBとパラジウムのステレオミニを使用しました。

評価

Bialbero

1.高音

まず、高音についてAHAなどと比較して抜けや伸びがよく密度感があります。
AHAは綺麗に鳴らすような印象ですがこちらはよりクセを少なく、あらをなくしてしっかりと密度感と
正確な余韻を表現できる力があり細かい音の表現も歪を少なくしっかりと鳴らしている印象があります。
一言でまとめればごまかしのない高音でしつこさもなく高い水準でまとまりの持っていると考えております。

2.中音

スタジオで使われるような音を目標に作られているとのことで中音域の鳴り方に一番特徴を感じました。
AHA120は柔らかい音がありその点でクセがありましたがBialberoはしっかりと中域に凹んだ印象がなく
しっかりと全体が持ち上がっている印象があり自然めな聞こえ方がします。
男性・女声など声の質を問わずに凹んだ印象がないという点で素人の耳でもこの機体の凄さを
多少は感じております。オーディオの観点で見ましてもAHAと比べれば圧倒的に音のあらは少なく
高音と同様に密度感があります。硬くもなく柔らかくもなく、ツヤなどのクセも全くないニュートラルな音で
モニター機としてはひとつ理想的なものであるといえるかもしれません。
クセがないため表現もへったくれもありませんが基礎性能の高さが感じられる点で満点という形になりました。

3.低音

低音も同様にクセが少なく締まり・キレの点で良い印象です。
一つ、私がオーディオの観点で残念に思ったのは駆動力不足のような印象の低音です。
しっかりと固まって出るものの力不足で深いところからはしっかりと低音が出ていない印象を感じました。
かと言ってスカスカというわけでもないですがAHAなどと比較するとこの点で不足感を抱き
唯一オーディオの観点で残念に思えたところです。電源関係の強化で改善も可能であるようですが
とくに強化していない機体での評価としては3点でございます。ただ、強化改造されているものについては
また違った印象がありポテンシャルのある機体であるともいえるでしょう。

4.解像度

こちらは文句なしで5です。AHA-120の中高域と比べましてもあらの少なさは圧倒的で小音量でも
細かい音を正確に聞き取れる性能があります。単純に低音が深くまで出ていない印象があるからではなく
中高域の性能の高さが実現しているものだと私は感じております。
その他、The L3の24V駆動と比較しても解像度はやはり高く性能としては申し分がありません。

5.定位・分離

こちらも圧倒的な性能。音の前後感や音像がしっかり現れますし音の際などもくすみが少なく
定位感としてはポータブル機器の中では圧倒的な性能であると考えております。
分離につきましても同様によく、個々の音が個別に自由奔放に鳴ることはなくしっかりまとまりを持った上での
分離の良さが実現されており性能としては申し分がありません。

6.総評

オーディオ機器として使うのであればスタジオモニター用途であるだけに表現上クセのない音であり
つまらなく感じるかもしれませんが解像度・定位・分離の性能は圧倒的であり聞いてて
心地よい印象を受けるかと思います。
また、クセの少なさからおそらく多くの機材を素直に鳴らすことができるということで万能という言葉が
オーディオ用途ではある程度は当てはまるかと思います。今現在はあまり入手できるようなものでは
ございませんがもし個人売買などで見かけましたら狙ってみるのも良いかもしれません。

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