AIM Solder 62/36/2 RMA 音質レビュー 【AIM】#03

AimSolderはんだ聴き比べ第三回目はAIM Solderのレビューです。

前置き

AIM Solderはアメリカのロードアイランド州クランストンの会社で数多くのハンダを
販売しているメーカーです。日本ではあまり馴染みのないメーカーかもしれませんが
鉛フリーはんだを推進したり、宇宙航空など高い信頼性が求められる場面を
想定したハンダ作りを行なったりなど様々な取り組みをしています。
高い目標のもとハンダを製造しているAIM Solderの中から鉛62%、錫36%、銀2%で
無洗浄タイプのハンダのレビューをします。購入は下記のURLより可能です。
http://www.garrettaudio.com/Tool.html(切り売り)
Mouser(1lb サイズ450g程度)

レビュー

作業性について、ハンダの溶ける温度は鉛入りであるため特に高いこともなく
フラックスなど自前で用意すること無く作業できます。銀入りでもありますが固さなどを感じずに
ハンダのノリ、広がり方も良好です。KR-19RMAの水準には達しないものの
扱いやすいハンダであると言えるでしょう。はんだ付あとの仕上がりはくすむこともなく
KR-19と同等か少し上をいくかというぐらいの水準で美しく滑らかです。
宇宙航空などでも使われるとのことで基盤へのハンダ付けも問題有りません。
プラグ・端子や細かい作業、様々な場面での活躍が期待できます。
このハンダでしたら切り売りで1mあたり¥100で購入できますので
初めての方のハンダ付お試しにもお勧めです。

音質は、バランスの良い印象があります。どこかが強調されているという印象はなく自然です。
KR-19RMAより解像度や定位は多少落ちますがクリアな音のなり方でレベルは高いと思います。
KR-19RMA程中域に柔らかさがなく音の粒が細か目なのでKR-19RMAの中域に違和感を持つ方は
こちらのほうがおすすめです。
低音の鳴り方はKR-19RMAよりもやや量があるように体感しましたが固さも多少はあり
聴きやすいです。中域にはわずかに艶感がきめ細かい印象。粒だった鳴り方が
ちょっとしたアクセントになります。高域はKR-19RMAよりもすっきり目で繊細にまとまっております。
ここまでの印象をまとめるとKR-19RMAよりも少し音楽的である風にとらえていただければOKです。
そしてなによりもこのAIM Solderの凄みは音の奥行き音の余韻・消え方の表現です。
定位は多少落ちると書いたのはKR-19よりも音のキワの部分の表現がややくすむ所でそう表現しましたが
音に奥行きはあり、距離感の伴った繊細な表現でこういう言い方も変ですが巧みで技を感じます。
主張は強いわけではありませんが確かな個性・音楽性があり表現力のあるハンダであると思います。
ジャンルはPOP、JAZZ、クラシック、アコースティックもの、アニソンと広い分野で使いやすいと思います。
音の透明感・解像度などではKR-19RMAに軍配は上がりますが、ボーカル・弦楽器など中域の
表現の巧さは他にはない強みであります。情報を100のまま伝えるのも答えの一つだと思いますが
こういった巧さを備えたはんだも音を詰める際にも使えると思います。
何より値段が安く取り扱いやすいものですので個人的には広く推していきたい一本です。
拙筆で申し訳ないですがAIM Solderの紹介は以上になります。→【はんだレビュー一覧】

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