カスタムIEMなどのリケーブルと自作方法

IMG_4762JH・UE・UM・1964ears・Westoneなどで
使用出来るカスタムIEMケーブルを作成し
リケーブルをしました。


カスタムIEMを音楽鑑賞用に購入された方々は恐らく音楽を聴くことが
好きであり強くこだわりを持っていると私は思っております。
せっかく、イヤホンに拘っているわけですので
ケーブルにも拘りを持とうというわけで自作することにしました。

材料について

必要な材料は以下のとおりです。

・線材(必要な長さを揃える、完成時に1.2~1.5mが一般的な目安か?)
・プラグ(ステレオミニ・ヒロセコネクタなど)
・コネクタに使うピン
・圧縮チューブなど(あると便利)
・強力な接着剤(エポキシボンド)や針金(必要に応じて)
・その他(キボシやピン固定用のプラスチック等、各々の工夫として挙げています)

注意すべき点として線材は皮膜・線ともに柔らかい物が好ましいです。
特に、皮膜が硬いものなどはタッチノイズの原因にもなりますので
注意が必要です。
コネクタ(ピン部分)の作り方は様々ありますが最近ではリケーブル用の専用ピンや
組み立て式のコネクタキットなどがあります。
http://feketerigo.jp/cate/001003000000/(TF10、カスタムIEM用)
http://feketerigo.jp/cate/001004000000/(SE535などSHURE用)
http://feketerigo.jp/cate/001005000000/(IE80やHD650など)
eイヤさんあたりにもあったような気がしましたが…忘れてしまいましたwすみません;
コネクタ部分の自作が自信なければ組み立て式のものがオススメです。
逆に自信がある方は上記のサイトから専用のピンを購入したりDsub(細)や
SKB-11SKB-1-1などのピンがおすすめです。
φ0.8mm(skb-1-1もそうですが)のものですとヤスリで削る必要がありますが
カスタムならわずか0.02mm、TF10なら0.05mm程度削るだけの話なので
あっという間です。紙やすりだと多少時間はかかるかもしれませんが
安くしっかりはまるのを作りたい場合はskb-11パターンの採用がオススメです。
ソケットの穴が広まっている場合は削る作業をせずともしっかりハマるorブカブカなので
そのあたりは各々の判断で。
材料の注意点は以上です。次にケーブルの製作へと移ります。

IEMケーブルの自作方法

ケーブルの作り方について5つの工程に分けられます。
順番は必ずしも一致するとは限りませんが…

・プラグのとりつけ
・分岐部までのケーブルの処理
・分岐部の処理
・コネクタ部までのケーブル処理
・コネクタ作成

だいたいこんな所でしょう。各工程の内容を細かく説明していきます。

◆プラグの取り付け

こちらはハンダが苦手な人がネックになるポイントであります。
基本はケーブルやハンダ付けする端子部分に予備ハンダを載せて置く一工夫、
これだけで作業のしやすさが上がっていきます。
プラグ自体もクリップなり何かに挟まると作業性はかなり上昇します。
ちなみに私の工夫としては…

plg2
plg

※二枚目は撮影用にプラグカバーは外してありますが先に入れたほうが好ましいです。

ケーブルをねじって処理した際は圧縮チューブやカシメでねじりを止めてから
線を切ってハンダ付けの処理をするなどしています。
ハンダ付けの難易度は多少上がりますが綺麗に仕上がります。
ワイヤーストリッパーの使用がおすすめです。

◆分岐部までのケーブルの処理

プラグから分岐部までの処理でありますが3種類ほど例として上げておきます。
・ひたすら編みこむ
・ねじり込む
・軽くねじって解けないようにした上にカバー(シースー)をかける

ひたすら編みこむは、ゆるくあめば苦労はありませんがきつく編むと
ケーブルも短くなってしまうなどのデメリットがあるので面倒な方法であります。
また、ゆるく編もうともケーブルが長いので編みにくいです。
ただ見た目も良い物になりますのでこだわりのある方におすすめです。

ねじり込むはコネクタから分岐部までねじってほどけない様にさせる方法です。
ただねじり込むだけに見えますが解けないようにさせるには一工夫が必要です。

iemケーブル処理

方法は上の画像のとおりです。線自体をねじったら線と線をよっていくという
方法です。ねられた線が戻ろうとする力でより込みが安定して解けない
より込みになります。長い距離を均一に編むのは難しいかもしれませんが電動ドリルを
使いますとかなり簡単に早く作業が終わります。

Twst

電動ドライバー(安物)には気合でティッシュを詰めてケーブルをねじれるようにしました。
私の場合はプラグに付ける前に分岐点を圧縮チューブで二重にはめてからねじりましたが
充分固定できていることを確認できました。

最後のシースの方法は軽く捻った上からシースーで覆い込むので
ほどけにくい&手軽な方法です。シースーで見た目も綺麗に出来ますし
繊維質のシースーを使えばタッチノイズの防止に多少つながりますので面白い方法です。

◆分岐部の処理

圧縮チューブを小さく二重に覆う、針金で固定した上からチューブをかけるなどで
終わりです。手軽な作業です。

cnt

ついでに圧縮チューブでスライダーもつけてあります。

◆コネクタ部までのケーブル処理

基本ねじり込みかシースーあたりになると思います。
コネクタのはんだ付け用に長さを揃えてからピンを
ハンダ付けしておくと良いと思います。(一つの方法として)
ここまでできたらコネクタの作成。

◆コネクタの作成

次はコネクタの作成です。組立キットを使わない場合を紹介します。
ピンはヤスリがけする必要がある場合は事前にしておきます。
それが終わったらハンダですがプラグと同様に予備ハンダあるとやりやすいです。
ケーブルが良くハンダを吸うものでしたらケーブルにハンダをしておくだけでも
ピンへの取り付けが可能です。ピン自体もDSubなど短く切って
ハンダ付けするのもありです。圧着式でしたら圧着部分を切っても
ハンダ付けできますし心配なら少し圧着部分を残してつけることもできますし
個人の工夫というふうになります。ピンについては
クリップや万力などがないと非常にハンダ付けがしにくいです。
素手で持ってとか速攻でやけどして危険なので安全な作業を重視しましょう。
ピンへのハンダ付けをしたら圧縮チューブでの処理。

cnct1

信号は赤、GNDは青という風にしてみました。
ちなみにこれはDsubの細いのを利用したバージョンです。
ソケットに差し込み接着剤でピンを動かないように処置すると使いやすくなります。
針金で固定したり、固定させた上で
更に余分に針金を伸ばしていきイヤフックの作成なども可能です。
固定が完了したら上から圧縮チューブをかけていきます。

cnct2

 

上に青・赤などを覆うことで左右がわかるようになります。不恰好ですし
チューブを更に覆い耐久値を上げることにしました。

cnct4
cnct3

左右終われば完成です。

完成したものを実際にはめこむとこのようになりました。

IMG_4849

ちなみに線材はオヤイデで100円で売られていたOFCリッツケーブルです。
UMの純正と比べて不自然な印象がなく透き通った印象がしました。
長さなども自分のスタイルに合わせられましたし音質も満足行くもので
外で使うようになってきています。シースーで覆って地味にしていくのも考えましたが…w
純正のケーブルは4千円ぐらいかかりますが私の自作品は500円以内で完成しました。
純正よりも満足の行く仕上がりなので私個人としては非常にお買い得な感じをしています。
敷居が高いかもしれませんが自分のスタイルに合わせた
オリジナルケーブル自作・リケーブルはいかがでしょうか?

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