LMP 362 Flux 音質レビュー 【Multicore】#05

Multicoreはんだの音質比較、第五回目はMulticore社のLMP 362 Fluxに
なります。

前置き

Multicoreはドイツのデュッセルドルフに本拠地を置くHenkel社のブランドの一つであります。
このMulticoreというブランドは1940年あたりから歴史があります。
しかし歴史にとらわれない先進的な考え、先見の明を持っており
RoHSが話題になっていない頃から鉛フリー製品を制作するなど実力も兼ね備えたブランドです。
歴史のある会社でありますが今回はビンテージのものでなくLMP 362 Fluxを紹介します。
LMP 362 Flux 500Gリール
1m切り売り

レビュー

まず、作業性についてはKR-19RMAほどの水準ではありませんが作業性は良いです。
熱で基盤などを痛めてしまうほどではありませんがわずかにノリが悪い程度。
錫62%、鉛36%、銀2%でありますが堅い印象もなく扱いやすいです。
ただしハンダの流れ具合もわずかに悪いです。ですが、作業に特に問題はないと思います。
フラックスの量は多めなのかはんだづけ後に基盤などにフラックスのつく量が少し多いように思います。
仕上がりは綺麗に輝きなめらかになりやすいです。その点は非常に優秀であります。

音質について結論から述べますと良いと思います。
派手に色を付けるものでありませんが明るい音で解像度はKR-19RMAと比べても
高いものであると思います。音の余韻も少ない印象はありますがKR-19RMAのような
中域などの柔らかさが強く出ないためそういった意味ではクセがないと言えるかもしれません。
ただし、明るめで少し派手です。低音もソリッドめで聴きやすいです。
全体的に見ましても一つ一つの音が聞き取りやすく分離感は良好です。
定位につきましてはKR-19RMAよりもくすみがなく音の方向などわかりやすく
埋もれた印象はありません。定位は非常に優秀であります。
クラシック・ゆったりとした低音の曲以外ならばオールジャンルに適した使いやすいはんだで
あると思います。私個人としてはオーディオ用途におすすめできるハンダであります。
手軽に入手しやすいMulticoreのはんだとして今回は以上になります。→【はんだレビュー一覧】

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